WordPressお問い合わせフォームプラグインの進化

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お問い合わせフォームプラグインは、かつては単純な「メッセージ送信フォーム」を作成するだけのツールでした。しかし、現在では以下のように多機能化しています。

  • リードキャプチャ:訪問者の情報を取得し、顧客化を促進。
  • 支払い処理:StripeやPayPalなどの統合で、注文フォームや寄付フォームを簡単に作成。
  • 高度なロジック:条件付きロジックや多段階フォームを用いて、複雑な入力フローを構築。
  • 多言語対応:WPMLやPolylangなどの統合で、グローバル対応が可能に。

WPForms:初心者に最適な万能プラグイン 🥇

A screenshot of WPForms Homepage

特徴

  • ドラッグ&ドロップインターフェース:直感的に操作でき、初心者でも簡単にフォームを作成可能。
  • 豊富なテンプレート:予約フォーム、連絡フォーム、アンケートフォームなど多数。
  • 統合性:PayPalやStripeとの支払い統合や、Mailchimp、Constant Contactとのメールマーケティング統合が可能。
  • 条件付きロジック:入力内容によってフォームの内容を動的に変更可能。

メリット

  • 初心者に優しい操作性。
  • 無料版でも基本的なフォーム作成が可能。
  • 有料版では、eコマースやマーケティングに役立つ高度な機能を提供。

デメリット

  • 高度なカスタマイズには有料版が必要。

価格

  • 無料版あり。
  • 有料版は年間99ドルから。

おすすめ用途

小規模ビジネスや個人ブログに最適。 👉 公式サイトWPForms

Gravity Forms:高度な機能を備えたプロ向けツール 🥈

A screenshot of Gravity Forms Homepage 1

特徴

  • 条件付きロジック:ユーザーの選択に基づきフォーム項目を変化させる柔軟性。
  • ファイルアップロード:画像やドキュメントをアップロード可能。
  • 外部ツールとの統合:Zapier、HubSpot、SalesforceなどのCRMツールやマーケティングツールと連携。
  • APIサポート:カスタムインテグレーションが可能。

メリット

  • 高度なカスタマイズが可能で、大規模サイトに適している。
  • データ分析や収集機能が充実。

デメリット

  • 無料版がなく、有料プランからの利用。
  • 初心者には操作がやや難しい場合がある。

価格

  • 年間59ドルから。

おすすめ用途

大規模な企業サイトやカスタム機能が必要なプロジェクトに適しています。 👉 公式サイトGravity Forms

Formidable Forms:データ分析機能を重視 🥉

A screenshot of Formidable Forms Homepage

特徴

  • データ視覚化:グラフやチャートでフォームデータを分析可能。
  • 計算機能:計算フォームや見積フォームを作成可能。
  • 多言語対応:WPMLと連携して多言語フォームを作成。

メリット

  • フォームデータを基にカスタムレポートを作成可能。
  • 無料版でも十分な機能を提供。

デメリット

  • 初心者には若干の学習曲線がある。

価格

  • 無料版あり。
  • 有料版は年間79ドルから。

おすすめ用途

データ収集と分析を重視するプロジェクトや、複雑な計算が必要なフォーム。 👉 公式サイトFormidable Forms

Ninja Forms:初心者と中級者のバランスを追求

A screenshot of Gravity Forms Homepage

特徴

  • ドラッグ&ドロップフォームビルダー:手軽にフォームを作成可能。
  • アドオンでの拡張性:必要に応じて支払い、マーケティング、CRM統合を追加可能。

メリット

  • 無料版でも基本的なフォーム作成が可能。
  • 簡単でシンプルなUI。

デメリット

  • 高度な機能には個別のアドオン購入が必要。

価格

  • 無料版あり。
  • 有料版は年間99ドルから。

おすすめ用途

初めてWordPressフォームを使う人や小規模サイト向け。 👉 公式サイトNinja Forms

Icegram Collect:リード生成に特化

IceGram Lead Generation Contact From 1

特徴

  • リードキャプチャフォーム:訪問者の情報を効果的に取得。
  • メール統合:Mailchimp、Constant Contact、ConvertKitなどとのシームレスな連携。

メリット

  • 簡単な操作でプロフェッショナルなフォームを作成可能。
  • メールマーケティング用に特化。

デメリット

  • 高度な機能は有料プランのみ利用可能。

価格

  • 無料版あり。
  • プレミアムライセンスは年間129ドルから。

おすすめ用途

リードジェネレーションを目的としたマーケティング重視のサイト。 👉 公式サイトIcegram Collect

Form Maker:シンプルで低コスト

A screenshot of Form Makers home page

特徴

  • 豊富なフィールドタイプ:43種類以上のフィールドを提供。
  • レスポンシブデザイン:すべてのフォームがモバイル対応。

メリット

  • シンプルで初心者にも使いやすい。
  • 支払い統合が可能(有料版)。

デメリット

  • プレミアム機能が制限されている。

価格

  • 無料版あり。
  • 有料版は6か月間で60ドル。

おすすめ用途

低コストでシンプルなフォームを作成したいユーザー向け。 👉 公式サイトForm Maker

Divi Contact Form Module:Diviユーザー専用のフォームツール

A screenshot of Divis home page

特徴

  • 組み込みモジュール:Diviテーマの一部として提供され、追加プラグインのインストールが不要。
  • ビジュアルビルダー対応:直感的な操作でフォームをデザイン可能。
  • 基本的なフォーム機能:テキスト入力、メールアドレス、チェックボックス、ドロップダウンメニューなど多彩なフィールドをサポート。
  • スパム対策:Google reCAPTCHAやシンプルなキャプチャ機能を内蔵。

メリット

  • Diviテーマとの完全な統合で、他のプラグインを使用せずにフォーム作成が可能。
  • フォームデザインを簡単にカスタマイズでき、サイト全体の統一感を維持。

デメリット

  • Diviテーマが必要。
  • 他のフォーム専用プラグインほどの高度な機能はない(例:条件付きロジックや支払い統合)。

価格

  • Diviテーマのライセンスが必要:年間89ドル~

おすすめ用途

Diviテーマを使用しているユーザーに最適なフォーム作成ツール。 👉 公式サイトDivi Contact Form Module

Contact Form 7:シンプルで無料のスタンダード

A screenshot of Contact Form 7s Homepage

特徴

  • シンプルな設定画面:HTML形式の構文を使用してフォームを作成。
  • スパム対策:AkismetやGoogle reCAPTCHAとの統合が可能。
  • 幅広い互換性:多くのテーマやプラグインと問題なく動作。
  • アドオンの使用:追加機能を実現する無料・有料の拡張機能が充実。

メリット

  • 完全無料で使用可能。
  • 軽量で、リソース消費が少ない。
  • シンプルなフォームを迅速に作成可能。

デメリット

  • ビジュアルエディターがないため、カスタマイズにはHTMLやCSSの知識が必要。
  • 高度な機能を利用するにはアドオンが必要。

価格

  • 完全無料。

おすすめ用途

費用を抑えたい小規模サイトや、シンプルなフォームが必要な場合に適しています。 👉 公式サイトContact Form 7

Jetpack Forms:Jetpackスイートの一部として利用可能

A screenshot of Jetpack Forms Homepage

特徴

  • 簡単なフォーム作成:WordPressのブロックエディターを使用して直感的にフォームを作成可能。
  • 統合性:Jetpackの他の機能(セキュリティ、パフォーマンス最適化など)とシームレスに統合。
  • スパム対策:Akismetとの統合でスパムを防止。
  • レスポンシブデザイン:すべてのデバイスで美しく表示可能。

メリット

  • 無料で基本的なフォーム機能を提供。
  • 他のJetpack機能と組み合わせて利用可能。

デメリット

  • 他の専用フォームプラグインと比較すると、機能が限定的。
  • Jetpackのインストールが必須。

価格

  • 無料(Jetpackの基本プラン)。

おすすめ用途

Jetpackをすでに使用しているユーザーや、シンプルなフォームが必要なサイトに適しています。 👉 公式サイトJetpack Forms

Quform:カスタマイズ性に優れたプレミアムプラグイン

A screenshot of Quforms home page

特徴

  • ドラッグ&ドロップビルダー:直感的にフォームをデザイン可能。
  • 条件付きロジック:入力内容に応じてフォーム項目を動的に変更。
  • 多機能:ファイルアップロード、カスタム通知、レスポンシブデザインなどをサポート。
  • 多言語対応:WPMLとの統合で、多言語フォームが簡単に作成可能。

メリット

  • 高度なカスタマイズが可能で、プロフェッショナルなフォームを作成。
  • デザインの自由度が高く、サイト全体のスタイルに合わせやすい。

デメリット

  • 無料版がないため、最初から有料プランの購入が必要。
  • 初心者には少し複雑。

価格

  • ライセンス料:1サイト34ドル(1回限り)。

おすすめ用途

カスタマイズ性が必要なプロジェクトや、多機能フォームが求められる場合に最適。 👉 公式サイトQuform

FormCraft:デザイン重視のフォームビルダー

A screenshot of FormCrafts home page

特徴

  • 洗練されたデザイン:ドラッグ&ドロップエディターで美しいフォームを作成可能。
  • ポップアップ対応:フォームをポップアップで表示可能。
  • 高度な機能:条件付きロジック、リアルタイム分析、GDPR対応。

メリット

  • デザイン性が高く、モダンなフォームを作成可能。
  • フォームの種類が豊富(アンケート、予約、支払いフォームなど)。

デメリット

  • 学習コストがやや高め。
  • 無料版がなく、有料プランのみ。

価格

  • 1サイトライセンス:1回限り30ドル。

おすすめ用途

デザイン重視のフォームを必要とするプロジェクトに最適。 👉 公式サイトFormCraft

Forminator:多機能でコスパ抜群の無料プラグイン

A screenshot of Forminators home page

特徴

  • オールインワンフォーム作成:お問い合わせフォーム、クイズ、支払いフォームなどが作成可能。
  • 支払い統合:StripeやPayPalと簡単に連携可能。
  • 条件付きロジック:柔軟なフォーム設計が可能。
  • スパム対策:reCAPTCHAやAkismetとの統合でスパム防止。

メリット

  • 無料で高度な機能を利用可能。
  • 支払い機能やクイズ機能も付属。

デメリット

  • プレミアム機能を使用するにはWPMU DEVメンバーシップが必要。

価格

  • 無料(基本機能)。
  • プレミアム:WPMU DEVの月額6ドルから。

おすすめ用途

コストパフォーマンス重視のユーザーや、多機能なフォームを必要とするサイト運営者。 👉 公式サイトForminator

お問い合わせフォームプラグイン比較表

ツール名 価格 主な特徴 評価
WPForms 無料版あり、有料版は年間99ドル~ ドラッグ&ドロップインターフェース、条件付きロジック、支払い統合 ⭐⭐⭐⭐⭐
Gravity Forms 年間59ドル~ 条件付きロジック、Zapier統合、ファイルアップロード ⭐⭐⭐⭐⭐
Formidable Forms 無料版あり、有料版は年間79ドル~ データ分析機能、計算フォーム、カスタムレポート作成 ⭐⭐⭐⭐⭐
Ninja Forms 無料版あり、有料版は年間99ドル~ ドラッグ&ドロップビルダー、アドオンでの拡張性 ⭐⭐⭐⭐
Icegram Collect 無料版あり、有料版は年間129ドル~ リードジェネレーション、メールマーケティングとの統合 ⭐⭐⭐⭐⭐
Form Maker 無料版あり、有料版は6か月間で60ドル~ 43種類以上のフィールドタイプ、低コストのフォーム作成 ⭐⭐⭐⭐
Divi Contact Form Module Diviテーマライセンス(年間89ドル~) 標準搭載モジュール、スパム対策、カスタマイズ性 ⭐⭐⭐⭐⭐
Contact Form 7 無料 最も人気のある無料フォームプラグイン、Akismet連携 ⭐⭐⭐⭐
Jetpack Forms 無料版あり、有料版は月額9.95ドル~ Jetpackスイートに統合、セキュリティ機能 ⭐⭐⭐⭐
Quform ライセンス料:1回限り34ドル~ ドラッグ&ドロップビルダー、多言語対応 ⭐⭐⭐⭐⭐
FormCraft ライセンス料:1回限り30ドル~ ポップアップフォーム、条件付きロジック対応 ⭐⭐⭐⭐
Forminator 無料版あり、有料版は月額6ドル~ 支払い統合、クイズ機能を搭載 ⭐⭐⭐⭐⭐

まとめ

これらのプラグインは、それぞれ異なる用途や機能を持っており、サイトの目的に応じて最適なものを選ぶことが非常に重要です。例えば、初心者の方であれば、直感的な操作ができるドラッグ&ドロップビルダーを提供する「WPForms」や「Ninja Forms」が特に便利でしょう。また、より高度な機能が求められる場合は、「Gravity Forms」や「Formidable Forms」のようなプロフェッショナル向けのプラグインを選ぶことで、複雑なフォームの作成やデータ分析をスムーズに行うことができます。 サイトの規模や目的によって、必要な機能も変わります。たとえば、リードジェネレーションを重視するサイトには「Icegram Collect」のようなマーケティング機能に特化したプラグインが役立ちますし、複数のサイトを管理する場合は「Divi Contact Form Module」や「MainWP」を利用することで、効率的な管理が可能です。オンラインストアやビジネスサイトでは、支払い統合や高度なカスタマイズが求められるため、これらの機能を持つ「Forminator」や「Quform」が非常に便利です。 価格帯や機能性に関してもバリエーションがあるため、予算を考慮しつつ、必要な機能を持つプラグインを選んでください。例えば、無料版で基本的なフォームを作成できるプラグインもあれば、プレミアム版では追加機能やサポートが充実しているものもあります。

公式リンクを活用して、各プラグインの詳細を確認し、サイトの目的に最も適したフォームプラグインを見つけることが大切です。それぞれのプラグインが提供する独自の機能やサポートをよく理解し、最適な選択をしましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 無料プラグインでおすすめは?

A. WPFormsまたはContact Form 7が最適です。

Q. スパム対策に優れたプラグインは?

A. Jetpack FormsやWPFormsがおすすめです。

Q. 多言語対応プラグインは?

A. WPFormsやGravity Formsが対応しています。